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煙のはなし
POSTED / 2021.03.15
WRITED BY / RYO
当たり前のことですが、木を燃やすと煙が発生します。その時の煙は一般的には白色の煙です。
この白色の煙には、薪に含まれている水分と燃焼できなかった成分(燃焼ガス)などが含まれます。
この煙が、しばしば、問題になっていることは、以前にも書いています。
クリーンバーンなどの二次燃焼をする仕組みの薪ストーブなら煙もほとんど出ないはず。
なのですが、本当でしょうか。燃焼しているのに煙が出ないなんて想像できない方も多いと思います。
着火から二次燃焼になるまでの煙の変化を動画にしてみました。
着火直後の煙の様子は、白い煙が発生しているでしょう。まだ、煙突内のドラフトも弱い状態です。
着火から15分から20分は煙が発生しています。
15分経過したくらいから、少し白い煙が目立たなくなってきます。
クリーンバーンの薪ストーブの場合、少しずつ、燃え残りの燃焼ガスが、再度燃焼室内に送られて燃焼を始めます。
二次燃焼が始まります。
25分くらいたった頃には、煙はほとんど見えなくなってます。
薪からの水分も残っておらず、燃焼ガスも二次燃焼により、大半が燃焼され、熱エネルギーとして暖房として、部屋を温めます。
この後は、薪を追加した際に、しばらく煙が白く目立ちますが、その後は無色の煙が排出されます。