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ドラフトって?

POSTED / 2021.03.08 
WRITED BY / RYO

RYO

薪ストーブを使っているユーザーさんは、一度は”ドラフト”って言葉を聞いた事があるでしょうか。

ドラフト会議のことではないですよ。

薪ストーブの中で、薪を燃焼させるには、空気を取り込み、排気(煙?)を送り出さなければなりません。

しかし、薪ストーブにも、煙突にも、電気で動くようなファンなどはついていません。

このような、薪ストーブに大切な、気体を動かすために”ドラフト”という現象を利用しているわけです。

 

ドラフトとは、煙突内に気体を吸い上げる力が生じることを差ます。その力の正体というのが気圧です。

室内の気圧よりも、煙突内の気圧が下がること(負圧)で気体が煙突の外に向かって移動し始めます。

 

では、どのように気圧は下がっていくのでしょう。

 

一つは高低差。ストーブの吸気口、よりも煙突の開口(トップ)は高い位置にあります。この時の吸気口とトップの気圧の差

が要因の一つです。

そして、もう一つの要因は、温められた空気の性質です。空気は温められると軽くなり、上に向かって移動する性質があります。

この現象を少しでも、分かりやすく動画にしました。

 

煙の逆流や、燃焼途中での鎮火などのトラブルの改善のヒントになりかもしれません。

もし、このような症状でお困りでしたら、ご相談ください。場合によっては診断も可能です。