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薪、針葉樹?広葉樹?
POSTED / 2021.09.04
WRITED BY / RYO
薪ストーブをご検討されている、8割くらいのお客様から「針葉樹は焚いちゃだめですよね?」とか、「某メーカーは針葉樹の薪も焚けるらしいよ」とかお話をしていただきます。
確かに、10年くらい前には、薪ストーブには広葉樹(ナラ薪)と言われていました。針葉樹(唐松、赤松)だと「高温になりすぎて、壊れる」とか、「ヤニが多いから煙突が詰まる」とか
僕も、昔はそう信じていた時期がありました。
でも、海外の薪ストーブの写真など見ると、、
明らかな針葉樹薪を使っているではありませんかっ。
薪ストーブの本場、普及率も日本とは比べ物にならないノルウェーでは、
欧州トウヒや白樺がメジャーな薪のようです。。どちらも日本ではあまり好まれない薪材です。
そうなんです。「広葉樹じゃなきゃだめ。」なんて言われてるのは、日本だけなのかもしれません。
実際に、僕も唐松の薪も焚きます。杉も、白樺も。
いづれにしても、しっかり乾燥をしていれば、何もトラブルは起きません。
ただ、木の種類によって、組織の密度も異なるために、燃焼時間や熱量には差が生じることは確かです。
うまく、混ぜながら、様々な木を使えれば、限りある木資源を有効利用できますね。